雨の日でも楽しくお散歩した話。

最近の娘のブームは、「水遊び」「石ころ集め」です。
雨の日は外へ出られなくてつまらないなあ~なんて思って居ましたが、雨の日こそ娘のニーズを満たしてあげられることに気がつきました!
そんな他愛ない日常のお話です。
最近の娘は、石ころ集めが大好き
お散歩へ行けば、道ばたの石ころを見つけては拾い、見つけては拾い…で、全然散歩になりません!!
子の親になって思ったことは、「子どもは遊びを見つける天才」ということです。
歩くようになって世界が広がると、子どもにとって全てが新鮮。
その辺の石ころなんて、大人になれば見向きもしないものを、子どもはすごく楽しそうに楽しそうに集めるんです。
「なんで私は毎日、毎日同じことしかしてないんだろう。何も生み出していないし、私は生きていても仕方のない人間だ…」とマイナスな極論が頭を支配してしまう時も、娘が楽しそうに石ころを集めたり、じーっと草を見たりしているところをみると、なんだかハッとさせられます。
娘はただただ、目の前のことを全力で面白がっている。
毎日同じことしかしてないように思うのは、同じことにしか目を向けていないから。
視点を変えれば、なんてことないことも、楽しいことに変えられるんだな~と。
買い物などで急いでいるときに石ころ集め始めると、ついイラッとしてしまいますが。笑
水も大好きな娘と、公園から足が遠のく私…
さて、石ころ集めが好きな娘ですが、同じ位、水も好きです。
公園に行くと、最初は砂遊びをしていても、最終的には水道のところへ行きます。
そして、蛇口から流れる水をみて「キャッキャ」と喜び、ひらすら流すことを要求します。
最初は見守っているんですが、そればかりやるようになり、他の遊具は見向きもせず。
うちばかり水道を使うのも申し訳なく、あっちで遊ぼうね~といっても癇癪を起こすので、だんだん面倒くさくなって公園に行かなくなりました。笑
家で手を洗うときは大して喜ばないのに、不思議ですね~。
お風呂では楽しそうに遊びますし、保育園でも0歳の夏はすごく楽しそうに水で遊んでいたらしいので、バシャバシャするときの水の感触が好きなのかな?
それなら、雨の日にお散歩へ出かけたらどうなるだろう?とふと思いつき、レインコートとレインブーツを買って、小雨の日に外へ出てみました。
駐車場の水たまりに大興奮!人目を気にせず遊ぶ。
外に出ると小雨もほとんどやんでいます。
自販機の出口に少しちょっかいをかけた後(笑)、駐車場に水たまりが出来ているのを見つけ、早速駆け寄ると、足でバシャバシャ遊び始め、石ころを水たまりの中に投げ入れました。
せっかくなので、動画をアップしてみます。↓
公園と違って他の子も居ませんし、車の通りも少ないので、安心して遊ばせることが出来ました。
ただこのあと、水たまりの中にすわってしまい、手で水たまりをバシャバシャするので、体中が泥水まみれに…(泣)
それをみると、親としてはついつい、「汚いから駄目」「風邪引くから駄目」なんて言ってしまいたくなるのですが、そこに買い物帰りと思われるおばさんが通りかかります。
「楽しそうで良いわね~!子どもはこういう風に思い切り遊ぶことも必要よね。思う存分遊ばせてもらってよかったわね~」なんて微笑ましげに話しかけられまして、少し気持ちが楽になりました。笑
思い返せば、私も子どもの頃は遊んで泥だらけになって帰ってきたこともありました。
大事なのは、遊びを通して「子どもが楽しむこと」であって、子ども自身が危険な行為をしたり、他人に迷惑をかける遊び方をしない限り、親が子どもの遊びに介入しすぎない(過保護・過干渉)ようにしないとな、と思い改めました。
とは言え、娘の体がどんどんびしょびしょになり、風邪を引く可能性もあったので、「5分だけ思い切り遊ばせる」と時間を区切り、その後はさっと家に帰ってお湯で体を温めてあげました。
娘の顔は満足げで、「雨の日のお散歩も悪くないな」と思いました。
雨でも、お散歩を通して新しい発見を!
これからは梅雨の時期がやってきます。
緊急事態宣言も解除の流れになっていますし、保育園への登園も徐々に増えていくと思いますが、それでもすぐ、今までのような日常生活がすぐに戻ってくるとは思えません。
私も雨だと気持ちが沈んでしまい、考え方がより、マイナスな気持ちになる傾向があります。
だからこそ、歩けるようになって、色んな世界が新鮮に映る娘と一緒に、雨の日にちょっとだけ散歩へ出かけるのも良いな、と思いました。