母乳育児がしたい!陥没乳頭の私がやった4つのこと

大変恥ずかしいお話ですが、私は両方陥没乳頭です。
なので、出産前から助産師さんには「授乳には苦労すると思う」とは言われていました。


実際、かなり苦労しました。母乳ノイローゼになりました。


でも、諦めずにトレーニングをして、生後1か月になる頃には両方直接吸ってもらえるようになり、生後2~3か月で完全母乳になりました。


陥没乳頭でも母乳育児が出来た人がいるよ!ということを伝えるべく、私が実践した4つのことを書いていきます。

まず、授乳の流れから

授乳は、乳輪マッサージ→くわえさせる練習→ミルク(もしくは前回搾乳した母乳)を足す→手で搾乳する→搾乳したものを保存する


という形でやっていました。実際には、ミルクと手で搾乳する間には寝かしつけやおむつ交換があり、赤ちゃんのお世話にトータルで1時間~1時間半くらいはかかってました。

母乳育児を軌道に乗せるためには頻回授乳といって、2~3時間おきに授乳する必要があります。
なので、授乳と赤ちゃんのお世話をすると、時運の睡眠時間は1回あたり1時間半~2時間になります。細切れ睡眠はかなりきつかったです。

授乳の中で実際に、私が実践したことは、以下の4つです。

【1】授乳前はとにかく乳輪マッサージ。

陥没乳頭の場合、乳頭が出ていないため、授乳するときにはお母さんが乳輪の辺りを指でつまんで乳頭を出さないといけません。左側はつまむとでましたが、形が悪かったです。右側は乳輪をつまんでも乳頭すら出てきません。


私は乳頭が出なかったり、形が悪いと授乳が出来ないと思っていたのですが、そうではありませんでした。


助産師さんに、「最悪乳頭の形が悪くても、赤ちゃんは乳輪からぱくっとくわえて母乳を飲むことが出来るから、乳輪を柔らかくしてくわえてもらいやすい状態にすることが大事」と言われたんです。


そのために必要なのは、「乳頭を柔らかくするマッサージを地道に続けること」

乳輪マッサージについては、「助産師が教える!乳頭・乳輪部マッサージの方法」という記事(外部サイト)が参考になります。


授乳する前に必ず乳輪マッサージをして、娘にくわえさせる練習をしていました。


そのおかげで、退院するときには、左側は大分スムーズに授乳出来るようになりました。

【2】ミルクを足すときは母乳相談室を使う

産まれたばかりの赤ちゃんは吸う力が弱いです。
普通の乳頭のお母さんでも授乳に苦労するところなのに、私のくわえにくい乳頭なんて、娘には泣いて嫌がられました。


結果、ミルクを足すことになるわけですが、私はピジョンの母乳相談室を使いました。

この母乳相談室は、哺乳瓶の乳首を「あえて吸いづらく」して、赤ちゃんが一般的な哺乳瓶の乳首に慣れにくくしています。


赤ちゃんは生きるために必死なので、哺乳瓶の乳首が吸いやすいとそちらを好むようになり、直接授乳をしようとすると乳頭混乱をおこして直接授乳を嫌がる子がいるようです。


私は乳頭混乱を恐れていたので、直接授乳が成功するまでは母乳相談室を使うことを徹底していました。


ちなみに、販売元のピジョンのホームページには、

桶谷式直接訓練用の製品です。桶谷式乳房管理士の指導のもとでお使いいただくことをおすすめします。

桶谷式直接授乳訓練用 母乳相談室 哺乳器(哺乳びん)
https://products.pigeon.co.jp/item/index-1671.html


と書いてあります。文面は「指導のもとで使うことをおすすめします」であり、「指導がなければ使えない」という訳ではなかったので、自分でネットから購入して、使っていました。(ご心配な方は、一度桶谷式でご相談してから使ってください)


母乳相談室自体は乳首が普通の乳首と違うだけで、機能としては普通の哺乳瓶と同じです。


また、ピジョンの「母乳実感シリーズ」と乳首の互換性があります。


母乳相談室の乳首は母乳トレーニング用の一時的な利用を想定しているため、SSサイズという一番小さいサイズしかありませんが、母乳実感シリーズの乳首はSS~LLまで幅広くラインナップがあります。


もし、母乳トレーニングが終わって直接吸ってくれるようになってからも、ミルクを足したい時には、哺乳瓶本体は母乳相談室、乳首は母乳実感の乳首を使うことが出来るという訳です。


私は娘への授乳が成功してから生後2か月までは、母乳相談室の哺乳瓶に母乳実感のSサイズを付けて使っていました。母乳実感の乳首に変えても娘は乳頭混乱を起こすことなく飲んでくれました。


これは、母乳実感のコンセプトが、

母乳育児を応援する哺乳びん。
赤ちゃんがママのおっぱいを飲むお口の動きを60年に渡って研究し作られた、母乳実感乳首付き。
直接おっぱいを飲む時と同じ口の動きが再現できるから、おっぱいとの併用もスムーズ。心地よく母乳育児をアシストします。

https://products.pigeon.co.jp/category/index-21.html


となっていることが、娘にとってプラスに働いたのだと思います。

【3】訪問可能な助産師さんに来てもらい、授乳チェックをしてもらう

退院するまでは病院の助産師さんが授乳姿勢のチェックをしてもらえます。


でも退院すれば自分でやらなければなりません。
しかも、右側は上手く吸ってもらえないからか、母乳がうっ滞してしまい、おっぱいが張って痛む感じがありました。


そこで、早々に地域の助産師さんに相談することにしました。


母乳育児=桶谷式というイメージがあったので(母乳相談室も<桶谷式直接授乳訓練用>になっているくらいですし)、最初は、家から25分くらいのところにある桶谷式に行っていました。


でも1回行っただけですぐ娘が吸ってくれるようになるわけではありません。吸えるようになるまで、何度も通う事をすすめられたので、産後のへとへとの体で行くのは辛くなってしまいました。


そこで、訪問してくれる助産師さんを探してきてもらうことにしました。
出張料は少しかかりましたが、2~3回家に来てもらいました。

授乳姿勢のチェックや、乳房マッサージ、育児相談をトータルでお願い出来たので、本当に助かりました。


ぜひ、訪問可能な助産師さんを探しておくと良いと思います。

【4】乳頭保護器を使う&声かけ

右は真性陥没乳頭なので、乳輪マッサージをしても、乳頭吸引器使っても出てきませんでした。
助産師さんに右側への授乳を手伝ってもらっても、娘はギャン泣きでのけぞっていやがります。


右の陥没乳頭のせいで、私は母乳ノイローゼになりました。


やはり母乳を沢山出すには、吸ってもらうことが必要なわけで、吸ってもらえないと自分で搾乳する必要があります。当時は搾乳機を使えるほど母乳も出ていないし、乳頭も出てこないしで、手で一滴一滴搾乳していました。


飲ませようとして嫌がられてギャン泣きされ、ミルクを作って飲ませ、寝かしつけてから、一生懸命手で絞って、5mlとか10mlとかそんなレベルの母乳を大事に保存しておいて飲ませる……のループが、私にはエンドレスループに感じたんです。


いつになったら娘は飲んでくれるのか。


そこで助産師さんに、乳頭保護器を使うことを提案されました。
実は生まれてすぐ、一度だけ使ってみたのですが、その時は全力で拒絶されたので、しまっておいたのです。


娘も生後15日を過ぎ、少しずつ体も大きくなってきていたので、再チャレンジしてみては?と提案され、使うことにしました。


ちなみに、私が使ったのは、ピジョンの乳頭保護器(ソフトタイプ)です。自分の乳頭の大きさに合わせてサイズが異なります。



乳頭保護器をつけた授乳は、生後15日になった娘でも最初は嫌がりました。母乳相談室の乳首でもなく、母親の乳首でもない別の乳首に違和感があったのだと思います


でも乳輪マッサージと一緒に、乳頭保護器での授乳も、根気強く続けていました。


そして、一緒に娘に声かけをしていました。


「娘ちゃん、すごいね、一生懸命頑張っているね~!」と…。


すると、使用し始めてから5日くらいで乳頭保護器からでの授乳に成功し、やがて右の乳頭からも直接吸ってくれるようになりました。


感動して泣きました。笑

母乳育児は「最後に執念が勝つ」

赤ちゃんの健康を大前提に考えた上で、母乳育児を成功させるには、「執念」だと思っています。


健康のためにミルクをあげて栄養はちゃんと確保する。でも母乳を吸ってくれるまで、根気強く、出来ることを続けていく。ということです。


両方吸ってくれるまで私は何度も心が折れかけ、ノイローゼ状態に陥っていました。
思ったより体重が増えなくて、自分が母乳育児にこだわりすぎるのはエゴなんじゃないかと悩んだ時もありました。


しかし、ここで辞めてしまったら、いままでやってきたことが水の泡になると思ったんです。
あと少し頑張れば、あと少し頑張れば、という気持ちで根気強く続けていきました。


陥没乳頭だと、確かに授乳には苦労しますが、私は母乳育児を成功させることが出来ました。
なので、陥没乳頭で自信がない方でも、母乳育児を諦めないで欲しいです!

ちなみに、直接授乳出来るようになると、別の悩みが…

直接吸ってくれるようになると、別の悩みが出てきます。


赤ちゃんに何回も頻繁に吸われるので、乳頭の皮膚が切れて痛くなるのです!!


私は生後2か月くらいまで皮膚の痛みに悩まされ、乳頭保護クリームである「ランシノー」「ピュアレーン」を愛用していました。


この2つのクリームは羊由来ですが、馬由来の馬油などもあります。


この辺りは本当に好みなので、実際に使用してみて、お気に入りのクリームを見つけるのが良いと思います。

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